01避難所と避難場所は別のもの

「指定緊急避難場所」は災害から命を守るために緊急的に逃げ込む場所で、災害の種類ごとに指定されています。「指定避難所」は自宅に戻れない人が一定期間滞在する施設です。役割が違います。

洪水に対して指定されている場所が、津波に対しては指定されていないことがあります。手元のリストの施設名だけを見て「避難所だから大丈夫」と判断しないでください。

02災害の種類で使える場所が変わる

浸水想定区域内の小学校は、地震のときは有効でも、洪水のときは孤立する可能性があります。土砂災害警戒区域の直下にある公民館も同様です。

自治体が公開している一覧には、災害種別ごとの適否が記載されています。まずそこを確認してください。

03経路の途上も確認する

目的地が安全でも、経路がアンダーパスや河川沿いを通っていれば、移動中に危険な状況になります。地図上で経路を引き、浸水想定区域と重ねてください。

夜間や雨天では、日中に安全だった経路が使えなくなることもあります。経路は2つ用意するのが基本です。

04確認の順番

1) 自宅・職場が区域内か。2) その災害に対して指定されている場所はどこか。3) 経路が区域を通らないか。4) 家族の集合場所として2か所決める。この順番で確認すると、抜けが出にくくなります。

防災ポータルは避難所データの収録を進めていますが、指定状況の一次情報は自治体のページです。最終確認は必ず自治体の公表資料で行ってください。

この記事は公的機関が公開しているデータに基づく解説です。避難や契約などの判断には、自治体の公式資料と専門家の判断を併用してください。