防災ポータル
SCORING

点数の出し方を、
先に公開する

スコアは意思決定の材料です。どう作られたか分からない数字は使えないため、指標と手順を公開します。

防災ポータルが定めた独自の指標です。公的な標準ではありません。小項目はすべて一次データの実測値から、公開している変換表で求めています。取得できなかった小項目は計算に含めません。

小項目の変換表

下の表は実装(app/lib/score.ts)をそのまま描画しています。表示と計算がずれることはありません。

地震

30年間に震度6弱以上となる確率(J-SHIS Y2020)をそのまま百分率にします。確率71.5%なら小項目は72です。

洪水・津波・高潮

浸水深の区分小項目
区域外0
0.3m未満10
0.5m未満20
0.5〜1m35
0.5〜3m50
3〜5m70
5〜10m85
10〜20m95
20m以上100

区分は公式凡例のものです。区域内で凡例に一致しない色だった場合は、その小項目を計算に含めません。

土砂災害

土砂災害警戒区域(土石流・急傾斜地)小項目
区域内70
区域外0

公開データが区域の内外しか持たないため、二値で扱います。

液状化

AVS30(表層30mの平均S波速度)小項目
150 m/s 未満80
150〜200 m/s65
200〜250 m/s50
250〜350 m/s30
350〜500 m/s15
500 m/s 以上5

軟弱な地盤ほど高くなります。液状化の発生確率そのものではありません。

統合式

総合 = 0.6 × (小項目の最大値) + 0.4 × (それ以外の小項目の平均)

重みは 最大値 0.6 / それ以外の平均 0.4。ひとつの災害が突出している地点を、平均で薄めないための配分です。取得できなかった小項目は計算に含めません。

総合スコア表示
70 以上高い
50 以上やや高い
30 以上中程度
15 以上低い
0 以上極めて低い

算出の手順

01

地点をメッシュに対応づける

住所を座標化し、全国125mメッシュのどのセルに含まれるかを求めます。番地レベルで座標が得られない場合は、より粗い単位にフォールバックします。

02

災害ごとに指標を取り出す

メッシュに紐づく一次データ(震度超過確率、浸水深、区域の内外など)を取り出します。指標の単位も意味も災害ごとに異なるため、この時点では比較できません。

03

0〜100に正規化する

災害ごとに全国分布のパーセンタイルを求め、0〜100へ写します。区域の内外のような二値の指標は、深さや継続時間で段階を分けます。

04

統合スコアにまとめる

6つの正規化済みスコアのうち、上位の値に重みを置いて統合します。ひとつの災害が突出している地点を、平均で薄めないための扱いです。

災害ごとの指標

地震震度確率・地盤増幅率J-SHIS 125mメッシュ詳細 →
洪水浸水深・浸水継続時間洪水浸水想定区域(想定最大規模)詳細 →
津波津波浸水想定区域津波浸水想定詳細 →
土砂災害土石流警戒区域土砂災害警戒区域(土石流)詳細 →
高潮高潮浸水想定区域高潮浸水想定区域(想定最大規模)詳細 →
液状化AVS30 表層地盤速度J-SHIS 地盤データ詳細 →

統合スコアは上記6種を対象とします。火山噴火と台風は、地点単位の連続値として扱いにくいため、災害種別ハブでの個別表示のみとしています。

スコアの限界

参考情報である特定の不動産・事業・契約における適合性を保証しません。避難や契約の判断には、自治体の公式資料と専門家の判断を併用してください。
想定の前提がある浸水想定は「想定最大規模」など特定のシナリオに基づきます。前提を超える事象は表現されません。
データがない区域がある調査が行われていない区域は、リスクがないのではなく「不明」です。スコアが低いことと安全であることは同じではありません。
時点がある各省庁のデータ改定に追随しますが、常に最新であることを保証しません。更新日は データソース を参照してください。